香港からロンドンは12時間55分の長旅でした。
イギリス行きの飛行機に乗ると、
イミグレーションカードをCAさんが必要な方いますか〜と
通路を回って配ってくれるので受け取りましょう。
入国審査の時に提出します。
(空港の入国審査ゲートの前にももちろん置いてあります。)
ボールペンを用意していくといいです。私は忘れてシャーペンで書きました(汗)
書き方はググるとでてきたり、イギリスのガイドブックの後ろの方とかに載ってます。
香港を発つ前に、ググって一番上にでてきたJALのページをスクショしておきました。
最初の宿の住所もスクショしておきました。
https://www.jal.co.jp/tabi/info/ed/eur/gb.html
<職業の英語表記例>
・会社員→OFFICE WORKER
・地方公務員→LOCAL GOVERNMENT OFFICIAL
・デザイナー→DESIGNER
私はDESIGNERだけ書いたらなんのデザイナーなの?と聞かれて答えたらGRAPHICと書き足されました。
分野が決まっている人は具体的に書いた方が良いのかも?いろいろやるんですって説明すればいいかもですが。
でも大抵のデザイナーはいろいろやっている。でもArt directorとかにするとまた役職が違ってくるし、
だからマルチクリエイターみたいな肩書きがあるんだろうけど、海外でも通用するのかな?
参考リンク:職業の英語表記
観た映画の感想
映画は2本半観ました。
ここ無駄に長いので興味がない人は入国審査の話まで飛ばしてください。
最初いぬやしきを観てたんですが、あの映画もしかしてめっちゃつまらないですか…?
いかんせん邦画の駄目さがつめこまれた感じで途中から退屈で退屈でたまらなくなってしまいました。
しかし、猟奇的だけど母想いな佐藤健(たまらない)、
引きこもりいじめられっこゲーマー本郷奏多(親友同士)(一瞬のGANTS感)(たまらない)。
この2要素だけを励みにしばらく観ました。でも途中でギブアップです。
それとスタンドバイミーをみました。
言わずと知れた名作ですが、久しぶりの鑑賞。やっぱり最高です。
面白い映画は始まって3分ですでに面白いと改めて思いました。
少年の友情の自然な描写に引き込まれます。
クリス演じるリバーフェニックスの少年期の美しさにうっとりしてしまう…。
昔見たときも、今回見たときもやっぱりクリスのこのセリフが印象深いです。
“子供は大切なものを捨てたがる。君の親がやらないなら、俺が守ってやる”
小説の才能があるのに、親には小説なんかと冷たく言われてて、ふてくされて、
てかそもそも親からぞんざいにあつかわれていて、
自分でも小説なんかやったって何にもならないやと自暴自棄になってるゴーディに対する言葉。
そんなこと言って、父親の真似か?お前は才能あるよ!小説ってすげーじゃん!的なことをクリスがゴーディにいってやるんですよしびれる。
これを友達に言える強さ。憧れる…。すごすぎる。
クリスってまっすぐな言葉をはばからないけど、どれも押し付けがましいところはなく、100%本心なんだってわかるからささるし、クリスはかっこいい男です。
12歳の頃ってすごく精神が楽だったなぁと思い返しました。
他人の目がすごい気になるのとか、変な自意識っていつから生まれたんだろう…?
「スタンドバイミー」という映画のタイトル、直訳だとそばにいて…
なんというか、そばにいてくれよ、といった感じなのかな?よく考えると味わい深いタイトル。
少年たちはみんな家庭に、親や家族との関係に問題をかかえていて、
将来は不透明で、片田舎の狭い街が世界の全てで、みんな本当は泣きたくて…
私はそういう風に解釈しました。また時間をおいて観返したいです。
次に「ショーシャンクの空に」を見ました。こちらも名作ですが初見です。
会社の先輩にすすめられていたのを思い出して観ました。
ハンサムで、ホワイトカラーで、有能でクレバーな男が冤罪でブタ箱にぶちこまれ
ありとあらゆる、本当にありとあらゆる苦労を強いられ虐げられ、
傷つき、屈辱を味わい、最後大逆転でマジ優勝するという感じの…
理不尽にも最後まで屈しなかった魂の強さ、生命力にあふれていました。
話としてもとても痛快でした。
ラストシーンが全てですね。
自由、解放、死ぬのではなく生きるというメッセージ、
いつ思い返してもあのシーンが浮かぶでしょう。
あ〜本当によかった。あのラストでよかった。嬉しい。
到着。いざイミグレへ
そうこうしたり、寝たり食べたりしているうちに、現地時間20:30ごろ、ロンドンに到着しました。
やっぱつらいよ長時間フライト。よく発狂する人が出ないもんです。
イギリスというかヨーロッパ?の空港って独特の匂いがして、ああ外国に来たんだ〜って感じます。
外国人の方の列へ。相変わらず並んでます。でも今回30分ぐらいで入国できたのでよかったです。
入国審査のおじさんにいくつか質問されました。
てか、想像以上に結構厳しめ、圧強めで、あわやスタンプ押してもらえないかと思いました…
主に聞かれたこと↓
- なんのためにきたのか?
- 今までイギリスに来たことあるか?
- これからのプランは?
- デザイナーって書いてあるけど、何のデザイナー?例えば家具とか…
これからのプランで、最初は語学学校に通ってから働こうと思っていると言ったら、
あなたの英語はうまくないのに、なんでstudent visaじゃなくTier5で来たの?
的な感じで食い下がられました。Your English is poorとまで言われました(汗)
あなたへの質問でそんなに時間かけられないんだけど?ヤレヤレ的なことも言われ。
入国審査の話は先人たちのブログでいろいろみていましたが、
特に何も言われずささっと終わる審査官もいれば、
こんな感じの審査官もいるようですね。
外国人労働者の流入って正直ネガティブなことでもありますし、
私の父親世代ぐらいの方に見えたので、何か思うところもあるのかもしれませんし、
入国させてもらってますという意識もありますし、
入国審査ですから、何か隠してないか暴くためにも厳しくあるのは当然ですし、
ですが、
今回はことさら厳しかったので、
正直飛行機でめっちゃくちゃハイパー疲れてるし逆ギレしそうになりました(汗)
こっちはvisaの申請に金払って来ていて、これからもいろいろ税金で金払わされるんですが…!?
最後またもヤレヤレと言った感じでスタンプダンッと押してもらい、
何とか終了しました。
ロストバゲッジもなく、無事にスーツケースとバッグを受け取り、
ヒースローエクスプレスに乗ってパディントンへ。
そこからはタクシーで宿まで向かいました。着いたのは23:00前ぐらい。
Google mapで6mile、30分かからないくらいの距離でチップ含めて35£支払いましたよ。
タクシーのチップは10%ぐらいとのことです。クレジットカード支払い可です。
そんな一悶着?あったイギリス入国までの話でした〜。
by Kanako