リーズの美しき屋内マーケットを訪ねて

2022年末の旅

12/28(水)〜30(金)の日程でイングランド北部へ2泊三日の旅をしました。

旅程

  • 1日目:ロンドン→リーズ→【世界遺産】ソルテア→リーズ→リヴァプール(1泊目)
  • 2日目:リヴァプール(2泊目)
  • 3日目:リヴァプール→ロンドン

ロンドンから電車でリーズへ

リヴァプールに行こうと思い立ち、計画を建てていたら、クリスマスの前後に鉄道のストライキがあり、その影響で28日はロンドンからリヴァプールはどうも上手く電車が通っていない(代替バスを挟んだりして4時間半くらいかかるみたい)。

あれこれ調べてリーズへはストレートに行けるようだ!せっかくだから前から行ってみたかったリーズのマーケットに寄ってみることに。こうしてリヴァプールにはリーズを経由していくことになったのです。

目指すはカークゲート・マーケット!

ロンドンのキングス・クロス駅

8:33にキングス・クロス駅を出発。リーズ駅までは電車で2時間強。10:47ごろ到着しました。改札を出て雨の中お目当てのマーケットまで向かいます。徒歩10分ほどです。

リーズ駅に到着

欧州最大の屋内マーケット

Leeds Kirkgate Market(リーズ・カークゲート・マーケット)

1857年にオープンした、ヨーロッパ最大の屋内マーケット。
建物の美しいデザインが目を引きますが、設計はジョセフ・パクストン。彼は第一回万国博覧会の会場クリスタル・パレスもデザインしたことで有名。



あっ!今は無き、かの有名なクリスタル・パレス!どうりで美しいわけだっ。タイムマシンで過去に戻れるなら第一回万国博覧会に潜入してみたいなぁ。

Crystal Palace.PNG
パブリック・ドメイン, Wikipedia

駅からてくてく歩いているとマーケットが見えてきました。かっこいい!存在感あります。

マーケットの入り口

マーケットの内部

屋根の背骨、赤と緑の配色が綺麗!欄干のような部分が素敵!うっとり眺めてしまいました。

めっちゃかわい〜カフェ!

M&S発祥の地

Penny Bazaar(ペニー・バザー)

こちらのマーケットで忘れてはならないのがこちら。

イギリスの有名スーパーマーケットチェーン、M&S(マークス・アンド・スペンサー)はここから始まったそうです。

1884年にマークスさんとスペンサーさんがリーズで始めたビジネスは今はイギリス全土で900店舗以上を持つ巨大小売業に成長しているわけです。

M&Sはイギリススーパーの中では高級スーパーに位置します。私は初めてイギリスに来た時、M&Sに出会ってワクワクしながら通ったのが思い出深いです。ただただお店をぐるぐる回ってるだけで楽しかったなぁ。そして今もいちばんのお気に入りのスーパーマーケットであり、今だに楽しくて無意味にぐるぐるしてます。

こちらの「Penny Bazaar(ペニー・バザー)」は現在も営業しているそうです。しかし年末だったこともあってか、残念ながら閉まっていました。

大きなフードホール

フードホールがとっても広々としていて、いろいろな食べ物屋さんがありました。

あまりがっつり食べる気分ではなかったのですが、うろうろ見学していると良さげなお茶屋さんが。のぞいてみるとマーケットの名を冠した「BLACK KIRKGATE TEA」なるものがありましたのでこちらをミルクティーでいただきました。

スーパーで売っているちょっとお高めの紅茶、「ヨークシャーティー」の仲間っぽい味がしました。おいちい。それもそのはず、リーズはヨーク州=Yorkshireでした。雨で寒かったので、ほっと一息あったまりました〜。

一服したところで次の目的地ソルテアに移動します。今回は市中観光も特にせず、マーケットにちょっと寄っただけなのでまた何かの機会にリーズを訪れたいです。M&Sのお店が開いているところが見てみたいな〜。