我が家はちょっとシャイ
両親へYMS行きを伝えた時は本当の本当の本当に緊張しました。
我が家はみんな社交的ではあるけど、根本的にはシャイ。割と静かな家族です。家族に改まって報告みたいなの苦手中の苦手です。
当選してからずっと、言わなきゃ言わなきゃと思いながら時が過ぎ…。もう2ヶ月前のことですが、4月14日(土)に両親が上京して遊びにきた時にやっと言うことができました。
朝からタイミングを計り続け、夜になって、帰りの新幹線の時間が迫ってきてやっと言えました。心臓バックンバックン。
両親の反応
カフェでお茶しながら、「10月から2年間イギリスに住もうと思ってる」って切り出しました。
驚いてました。反対はされなかったです。
でも父からは厳しい言葉も。
「2年も行かなくていいんじゃないか?あっちに行って何をするんだ?中途半端な仕事に就いて、今まで頑張って仕事してきた経験を無駄にするんじゃないのか?」
父の言うことはま〜〜もっとも。あちらでの身の振り方は、自分でもまだ考え中で、はっきりとは決めかねていた部分だったので、身に染みました。
…とは言っても、基本的には父も母もいいよって言ってくれました。
もう自立はしてますので、親の許可なんてなくたってどうとでもなりますが、猛反対されたら気分よく出発なんてできるわけですからね…。
それとイギリスにいる間の荷物や、日本で何か手続きが生じた時、いろいろとお世話になりますし。
出発までにもうちょっと認めてもらえたら嬉しいですが、ひとまずは安心です。
親と子供の関係について
1年でいいんじゃないのか?は、きっとさみしいんだろうなとも思います。
私もさみしいです。小さな時からお父さん似で、お父さんっ子ですから。本当に尊敬する父です。
母のおいしい料理(特に唐揚げ)が絶対恋しくなるでしょう。
自分の身体がいくつもあればいいのに…。両親だって、この長寿時代ではまだまだ若いけど、でもいい歳です。遠く離れて、その間ぽっかり2年間会えないのがさみしいし、心配です。
お互い、事故、テロ、災害、病気、何が起こるかわからない…。
私達家族の出身は福島県。東日本大震災、原発事故と大きな災難を経験してきました。
だからこそ、思います。
あの時命を落とさなかったことの幸運。
そして日常はある時一瞬にして終わるということ。
そしてこのようにも思います。
一緒に暮らしていない家族と、これから先、あとどのぐらいの時間を共に過ごせるのか?合計したら、多くてもおそらく半年より少ないでしょう。
やりたいことは生きていられるうちにやるべきだし、限られた時間の中、家族との時間は大切にするべき。
私はわがままでなんとも出来の悪い子供でした。たくさん反抗もしたけれど、何一つ不自由なく愛情深く育て上げてくれた父と母に、今は本当に感謝しています。普段は照れくさくてこんなこと言えませんが…。このブログの裏テーマが「飾らない言葉で語る」なので…。
1度くらいはイギリスを両親と観光できたらな〜と妄想してます。
by kanako